心を病んだときによく見られる症状
誰もが日常生活でストレスを感じますが、そのストレスが過度になると心の病につながる可能性があります。心の病は、目に見える外傷とは異なり、初期段階では気づきにくいものです。しかし、いくつかの症状に注意することで、早期発見・早期対応につながる可能性があります。
心の病に発展しかねない、もしくは既に発展しているときに多く見られる症状でまず挙げられるのは、気分の落ち込みです。以前は楽しめていた趣味や活動に興味がなくなり、何をしても楽しめない状態が続くことがあります。これは、うつ病などの心の病でよく見られる症状です。
また、理由もなくイライラしたり漠然とした不安感に襲われたりすることも、心の病の兆候として挙げられます。些細なことでイライラする、落ち着かない気持ちが続くといった場合は注意が必要です。さらに、食欲の変化も重要なサインです。食欲が減退して食事量が極端に減ったり、逆に過食になることもあります。
睡眠にも影響が出ることがあります。なかなか寝付けなかったり、夜中に何度も目が覚めてしまう、朝早くに目が覚めてしまうなど、睡眠障害が生じるケースが多く見られます。これらの症状は単独で現れることもありますが、複数の症状が組み合わさって現れることが多いです。
もし、これらの症状が長く続き、日常生活に支障をきたしている場合は、一人で抱え込まず早めに専門機関に相談することが大切です。心の病は早期発見・早期対応が重要です。信頼できる人に相談したり、医療機関を受診することで、適切なサポートを受けやすくなるでしょう。
仕事が原因で心の健康を害う前に
介護の仕事を辞めざるを得なくなる理由の一つに、精神疾患があります。特に問題となっているのが、うつ病です。うつ病を発症すると、判断力が低下し、仕事への意欲を失います。介護の現場で働いている人の中にも、精神疾患で悩む人は珍しくありません。介護施設での仕事が忙しく、精神的な負担が大きくなり、うつ病にかかってしまうのです。
うつ病に代表される精神的なトラブルは、一度発症してしまうと回復までに時間がかかるということ。そのため、早期での回復が見込めない場合には、たとえ一時的にでも退職して治療に専念するべきです。なぜなら、初期の段階で無理をして重度のうつ病になってしまった場合、介護の仕事を続けていても、十分に仕事をこなすことができなくなるからです。また、ケアを必要とする高齢者や障害者に迷惑をかける可能性もあります。そのため、勇気を持って退職する決断も、時として必要になります。
ただし重要であるのは、うつ病に陥る前に対策を立てることです。仕事のスケジュールが過密であれば、改める必要があるでしょう。スタッフが多い部署に配属を変えてもらったりすれば、過密スケジュールの緩和ができます。また、業務の内容を見直し、効率化を図るのも効果的です。仕事の負担が軽減されると、それだけ余裕を持って仕事ができるので、気持ちが楽になるかもしれません。
うつ病になりやすい人は、真面目で頑張り屋さんが多いと言われています。そんな人は、仕事に必死に取り組みすぎて、自分の心の疲れを無視してしまう傾向にあります。そのため、日々忙しい中で「自分は大丈夫」と思っていても、毎日ちゃんと自分の心と向き合う時間をつくることが大切です。一人だけのティータイムを過ごす、不満を書き出す時間をつくるなど、習慣化できるようなセルフケアを実践するようにしましょう。
しかし、きちんと休息を取り精神的負担を解消しようとしても、気持ちがふさぎ込んだり、ストレスが原因で体調不調が続くようであれば、退職という選択肢も視野にいれましょう。慣れ親しんだ職場を離れることは不安だと思いますが、介護職ならではの苦労話やそこから抜け出すための情報が載っているサイトがありますので、ぜひ一度覗いてみてください。>>>http://kaigoshisetunokuro.com/